PC内のSkypeホームの投稿データを全て消す。

先日、SkypeホームにSkypeから投稿した所、明らかに今より前に投稿されているであろう投稿データが「数十秒前」という表示のまま固定されていて、新しく投稿したデータがそれより後ろにきてしまうという現象が起きた。
気にしなければ良いだけの話なのだが、違う投稿をしても再ログインしても変わらないので、どうしても気になってしまい、全部消したくなってきた。
というわけで、Skypeホームのデータがどこに入っているのか調べてみた。

まず、Skypeのデータが入っている場所を探す。
Skypeのデータは、下記の場所に入っていた。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Skype」(Windows 7の場合)
その中には色々なフォルダが入っていたが、今回消したいのはSkypeホームのデータなので、おそらくSkypeホームのデータが入っているであろう、Skypeのユーザー名のフォルダを開いてみる。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Skype\Skypeのユーザー名」(Windows 7の場合)
色々なファイルが入っていたが、見ただけでは何が入っているファイルかさっぱりわからないので、それを特定するために、一旦フォルダ内の全てのファイルを別の場所に移して、それっぽいファイルを1つ1つ戻していくという作業をしてみたところ、ようやくSkypeホームが入っているデータを発見した。
自分が調べてみて、何が入っているかわかったのは下記のファイル。
  • config.xml
    設定ファイル。
  • keyval.db
    Skypeホームのデータ。
  • main.db
    最近の会話履歴のデータが含まれている。
    データが大きかったので、他にも何か入っているかも。
というわけで、Skypeホームの投稿データを消したい場合は、「keyval.db」というファイルを消せば良いようだ。ちなみに、「.db-journal」という拡張子のファイルは、データベースの回復処理のためのログファイルなので、これも一緒に消しておいたほうが良い。
実際に消してみたら、Skypeホームのデータだけ初期化されていた。

このように、Skypeの一部のデータだけを初期化したい場合は、それが含まれているであろうファイルを削除すれば、そのファイルだけが新たに生成され、初期化される。
しかし、全てのデータ削除したい場合、Skypeはアンインストールしてもこれらのデータは削除されないので、Skypeフォルダごと全部削除すると良い。
逆に、OSを再インストールする際、「SkypeのデータはOS再インストール後も引き継ぎたい!」といった場合は、Skypeフォルダをどこかに保存しておいて、OSの再インストール後にSkypeをインストールしてからデータを全て上書きすれば、データを全て引き継ぐことも可能だろう。

今回の目的はSkypeホームの投稿データを全て消すことだったが、他にも色々分かって、なかなか面白かった。


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