【Android Wear 開発】LG G WatchでBluetooth経由のデバッグをしてみる
先日、楽しみにしていたLG G Watchがようやく届きました。
なので、早速Android Wear 開発の勉強をしようかなと思ったのですが、コードを書く以前に実機でデバッグをする方法(を見つけるの)に思った以上に時間がかかってしまったので、メモとして書いておきます。
今回は以下の公式のチュートリアルに書いてあることを参考にやっていきます。
ちなみに「Bluetooth経由でデバッグ」が有効になっていると、こんな感じのカードが常に表示されるので、使わない時は無効にしておいたほうが良いかもしれないです。
なので、早速Android Wear 開発の勉強をしようかなと思ったのですが、コードを書く以前に実機でデバッグをする方法(を見つけるの)に思った以上に時間がかかってしまったので、メモとして書いておきます。
今回は以下の公式のチュートリアルに書いてあることを参考にやっていきます。
Debugging over Bluetooth | Android Developers http://developer.android.com/training/wearables/apps/bt-debugging.html
必要なもの
今回必要なものは、以下の4つです。
- Android Studioを実行できるPC
今回はMac OS X 10.9.3 - Android Wearの端末
今回はLG G Watch - Android Wearに接続できるAndroid端末(Android 4.3以上の端末)
今回はNexus 7(2013) - Android Studio
Android Wearアプリを開発するためには、Android Studioが必須らしいので、Eclipseで開発することはできません。現時点での最新バージョンは0.8.1みたいなので、上のリンクからダウンロードし、解凍後、任意の場所にコピーして起動します。
ホストデバイスのUSBデバッグを有効にする
まず初めに、Android WearにBluetooth経由で接続するためのホストデバイスのUSBデバッグを有効にします。
これは、Androidアプリ開発をしたことある人ならば既に有効になっていると思いますが、一応書いておきます。
もし「開発者向けオプション」が表示されていない場合は、端末情報からビルド番号を7回タップすると表示されます。
これは、Androidアプリ開発をしたことある人ならば既に有効になっていると思いますが、一応書いておきます。
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設定の「開発者向けオプション」をタップ
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「USBデバッグ」をタップ
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「OK」ボタンを押す
もし「開発者向けオプション」が表示されていない場合は、端末情報からビルド番号を7回タップすると表示されます。
Android WearのBluetoothデバッグを有効にする
Android Wearにも、普通のAndroid端末と同じ様に「開発者向けオプション」が用意されています。
最初の状態では表示されていないはずですので、まずは表示するところから始めます。
最初の状態では表示されていないはずですので、まずは表示するところから始めます。
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設定ボタンをタップ
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端末情報をタップ
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ビルド番号を7回タップ
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「これでデベロッパーになりました!」と表示されればOK.
(僕は既に有効になっているので「開発者向けオプションが既に有効です」と表示されてます)
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開発者向けオプションが有効になったら「端末情報」の下に「開発者向けオプション」が表示されるので、「開発者向けオプション」から「ADBデバッグ」をタップ
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確認画面が表示されるので、右側のチェックボタンをタップ
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「Bluetooth経由でデバッグ」も有効になっていることを確認
ちなみに「Bluetooth経由でデバッグ」が有効になっていると、こんな感じのカードが常に表示されるので、使わない時は無効にしておいたほうが良いかもしれないです。
実際にBluetooth経由で接続してみる
Android端末とAndroid Wearのデバッグを有効にしたので、実際にPCから接続してみます。
- Android端末からAndroid Wearアプリを開き、右上の設定ボタンを押す
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「Bluetooth経由のデバッグ」をONにし、「ターゲット」が「接続済み」になっている事を確認(「未接続」になっている場合は、Android Wearを再起動したり、Android端末を再起動したりしてAndroid Wearに再接続し直すと「接続済み」になると思います)
- Android端末とPCをUSBで接続
- MacやLinuxならターミナル、Windowsならコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、デバイスが接続されていることを確認
adb devices「List of devices attached」の下にデバイス名が表示されていればOK - 以下のコマンドを実行し、Android Wearに接続
adb forward tcp:5555 localabstract:/adb-hub; adb connect localhost:5555以下の結果が出力されればOK
connected to localhost:5555 - Android端末でデバッグを許可するかどうかのダイアログが出てくるので、OKボタンを押す(この時点でダイアログが出てこない場合は、もう一度同じコマンドを実行する。また、次回から同じPCでこのダイアログを表示させたくない場合は「常に許可する」にチェックを入れる)
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Android Wearアプリの設定画面で、「ホスト」が「接続済み」になっていることを確認
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PCで以下のコマンドを実行し、「localhost:5555」が「List of devices attached」の下に表示されていれば接続完了!
adb devices
試しにAndroid StudioからAndroid Wearアプリを転送してみる
Bluetooth経由でAndroid Wearに接続できたので、実際にAndroid Wearアプリを転送してみます。今回は、アプリがインストールできることを確認できれば良いので、適当なアプリを作成、ビルドし、転送します。
- Android Studioを起動し、「New Project...」を選択
- 適当にアプリ名を決めて「Next」を押す
- 本来はAndroidアプリとAndroid Wearアプリをセットで開発すると思うのですが、今回はWearアプリの起動テストがしたいだけなので、「Wear」のみにチェックし、「Next」を押す
- そのまま「Next」を押す
- 「Finish」を押す
- 作成が完了するまで少し待つ
- 作成が完了したら、このような画面になるので、上のツールバーの緑色の三角のボタンを押す
- Android Wearの端末を選択後、OKボタンを押し、Android Wearアプリの起動が完了するまで少し待つ
- Android Wearにこのような画面が表示されればOK!
また、Android Wearからアプリを削除するメニュー項目が見当たらなかったため、今回インストールしたテストアプリを削除するには、PCから以下のコマンドを実行することによって削除できます。
adb -s localhost:5555 uninstall アプリのパッケージ名
まとめ
Android Wearの実機に接続する方法を見つけるのに時間がかかってしまいましたが、なんとか接続からテストアプリの実行まで自力でやることが出来たので良かったです。
これからもう少しAndroid Wearについて勉強して、Android Wearアプリの開発をしていこうかなと思います。
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